橋口亮輔監督 『ぐるりのこと。』
シネ・リーブル梅田にて鑑賞。
6年ぶりの新作、監督の繊細な人への優しさが滲み出ていて大好きな映画がまた1本増えました。
カナオ(リリー・フランキーさん)を法廷画家という職業に設定することによって、1990年代の様々な犯罪や事件を盛り込んでいくところは、夫婦愛という主題だけで終わらせない監督のストーリー作りの上手さを感じさせます。
そしてもちろん子供を亡くしうつになった翔子(木村多江さん)とそれを全身で受け止めようと寄り添うカナオの姿は観る人の心を打つ。
この夫婦2人ですが、「監督、当て書きしました?」と聞いてしまいたくなるぐらい役柄そのもの。
特にリリーさんのゆるっとした演技が(本人にしてみれば演技してないと思う^^;)あまりにカナオ化してて途中嬉しくてニヤニヤしてしまったほどです。
翔子が泣きながら「ちゃんとやろうと思ったの。だけど上手くできなくて・・・」とカナオに告白するシーンではもう涙ボロボロ![]()
劇場そこかしこから、ズズ~ッ!!という音が(笑)
人っていいな。
人と人との繋がりっていいな。
“いとおしい”という言葉がピッタリの素敵な映画になっていました。
橋口監督が原作・脚本・編集・監督の1人4役やっただけのことはある、隅から隅まで丁寧に描かれた作品に仕上がっていると思います。
『ハッシュ!』も観たいけど、『渚のシンドバッド』が久々に観たくなりました~
【ぐるりのこと。】オフィシャルサイト
http://www.gururinokoto.jp/index.html
そうそう、この映画もかなりな豪華キャストですよ。
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